さて、ノンシュバン城に着いたのはいいけど、
まだ予約の時間には早いので、
近くを散策することに。
マリエン橋という吊り橋に行きたかったんだけど、
冬期は道が閉まっているとの情報が、地球の歩き方に載っていて。
3月も冬期だとは思うんだけど、後半だし、
もしかしたら行けるんじゃないかとか甘い期待をしてました。
誰かに聞こうにも、関係者っぽい人はおらず、
仕方がないので、誰にも聞かず、橋のある方へ歩いて行くと、
門が空いていて。
お、行けるんじゃん、と、
またスタスタと山道を登って行きました。
途中の道から見えた
ホーエンシュヴァンガウ城。(名前が覚わらんっ!)
そして山を登ること、10分。
到着~~
この橋から見える城が、
もう、最高!!!
高いところが怖いU司氏は辛かったようですが、本当に素晴らしかった。
しかも晴天。恵まれてます。
パシャパシャ写真を撮り、さて戻ろうかということになって、
「っていうか誰もいないんだね~~。歩くのがいやなのかな。」
とか言いながら戻っていると、前方から3人の女性が。
「さっきの車のドライバーに何か言われなかった?」と突然聞かれ、
なんのことやら???
どうやら、さっきすれ違った雪をよける車のドライバーに何か言われなかったか、
ということだったようですが、意味が解らず下山すると、
門が閉まってる!!
門にたむろしていた少年が「門閉まってるよ~~」と。
それは見ればわかる。
仕方ないので、塀を乗り越えましたが、
やっぱり行ったらいけないところだったようです。。。
さっきの女性がドライバーを気にしていたのも納得。
私たちがそこに入った時は、ちょうど雪かき車が通るために
門が空いていたみたいで。
いや~~、ラッキー。
あそこの景色が本当にこの旅のハイライトだった。
時間が来て、城の中に入ったけども、城の中は写真NG。
でも、正直、城の中より、城の外が良い。
この城はシンデレラ城のモデルになっているとのことだけど、
実はそんなに歴史はなく。
中は階段が多いばかりで、あまり興味が持てませんでした。
だから世界遺産にはなってないんだな、と感じました。
とにかく階段が多く、ヘロヘロになったので、
帰りはお馬さんに。下りは半額3ユーロなのです。
お馬さんのお尻。
パッカパッカ降りていくと、朝はほとんどいなかった観光客が
たくさん道を上がってきてました。
やはりすごい観光地なのですね。
下の町に降りたら、小腹がすいたので、
屋台でソーセージを挟んだパンと、
もちろんビール!
ここのソーセージがほんっとうに美味しかった!!
青空の下、ビールとソーセージとは本当に贅沢だ。
もう満喫したので、予定より早いけど、ミュンヘンで
市街観光をすることにして、帰途へ。
帰りの電車で、乗り換える駅が解らず、駅員さんに尋ねると、
地図を見ながら、ここの駅で乗り換えろ、とのこと。
停まる駅名は電車の中の液晶に出ているので、
言われた名前の駅で下車。
と思ったら、知らない男の人が、すごい勢いで話しかけてくる。
何言ってるか全然分からないけど、どうやら次の駅で降りろ、と言っているっぽい。
よくわからないけど、すごい勢いだし、とりあえずまた乗ることに。
その男の人は、その駅で降り、小さな町に消えて行きました。
そうしたら、次の駅もすごく似たような名前の駅で。
乗り換えの電車が待ってました。
きっとあの男の人は現地の人だったのだけど、
観光客風の私たちに、乗り換えはこの駅じゃない、ってことを教えてくれと
解釈しました。
ドイツは電車がどこでも走ってるけど、本数は1時間に1本。
1本逃すと1時間待ちってことだからね。。。
日本人(ってか自分)だったらあんな風に話しかけないな~と思うと、
ドイツ人が好きになりました♪
そして帰りも車窓からの景色。
すっごいいい景色なのに、窓が反射し、
心霊写真になっちゃった。。。
あ~~、たまらんっすね。
最高です。
ミュンヘンについたら市街地に行き、マリエン広場に。
人がいっぱい。そして都会。
都会といっても名古屋のようにゴミゴミしている訳ではなく、
とっても良い雰囲気の街です。
新市庁舎。
車が通れない大通りのノウハウザー通り。
素敵。
でも、この日は山登りが過ぎ、クッタクタ。
カフェでぐうたらした後、昨日とは違うビアホールで、
もちろん
ビールとソーセージ。
しつこいっての(笑)
いや~、二日目、充実してました。
明日はミュンヘンからヴュルツブルグに向かいます。(世界の車窓から風)
RYO
ドイツ8日間の旅ですが、
実質ドイツ観光ができるのは丸5日。
これはダラダラしてられない、と
2日目から大イベントを入れました。
U司氏が楽しみにしていた、ノンシュバン城(城の名前が長くて覚えらん・・・)です。
朝、ホテルのバイキング。
ミュンヘンにしては安いホテル(二人で1泊9000円)を予約していたので、
期待していなかったのですが、
ハムやチーズの種類が多いこと。
そして美味しいこと!
ハムはこの旅でここのホテルが一番おいしかったかな。
城にはミュンヘンからバスツアーを使う方が多いようですが、
少しでも時間を有効に使いたいのと、
せっかくバカンスに来ているのに、日本人に紛れるのが嫌で、
電車に乗って行くことにしました。
つたない英語で尋ねながら
電車に乗り込むと・・・
セカンドクラスでも十分。
日本の田舎の電車よりずっと綺麗で、
ずっと快適。
乗っている人も少なく、ゆったりとしてました。
私のこの旅の楽しみは、車窓からの景色。
進むにつれて、どんどん田舎へ。
そして
雪。
後ろにはアルプスの山々。(多分)
草原なのか、畑なのか、よく解りませんが、
その中に赤い屋根の家が点々と。
素敵です。
車窓からの景色に見とれること2時間。
目的の駅、フッセンに到着です。
そして、ここからは路線バス。
城までは長い道のりなのです。
ここで、U司氏と一悶着。
学生時代は英語がそこそこ出来たと言うU司氏ですが、
英語を話すことが苦手なんです。
(英語、というか日本人と話すことも得意ではない様ですが。。。)
私は自慢ではないが、英語は全く駄目。
勉強も出来なかったし、単語も知らないし、聞き取りも全然。
ただ、旅の恥はかき捨て、と、外国ではどんどん話しかけることにしています。
ここの路線バスは運転手さんよりチケットを買う仕組み。
珍しく、ここのバスで、私より先に立ってバスに乗り込むU司氏。
「おっ、少しはやる気になったかな」と嬉しくなっていたところ、
運転手さんの前で、
なぜか無言。
しばらく運転手さんと見つめあった後、こちらを振り返り、
目で「早く伝えて」と訴える。。。
だったら、スタスタ乗ってくなよ!!
腹は立ったけど、10分ほどで目的地到着。
ちょっと歩くと、
山の上に見えた~~~(写真クリックしてね。)
怒りも吹っ飛びます。
バス停から5分ほど歩いたところでチケットを購入し
(見学は予約制なのです。)
城に向かって山道をスタスタ歩く。
城までは本当に長い道のりなのです・・・。
お馬さんにも乗れるようですが、
節約精神から、スタスタスタスタ・・・
歩くこと20分。
到着~~。
ホテルを出たのが7時半。
城に着いたのが11時前なので、約3時間。
ん~~、長旅でした。
続く。
RYO
今回の旅は、セントレアから出て、
フィンランドヘルシンキで乗り換え、
そしてミュンヘンから入ります☆
飛行機から見たロシア。
名古屋を出て、約14時間。
夕方にミュンヘン到着です。
ヘルシンキでEUの入国処理をしていたので、
到着は非常にスムーズで。
カナダの時にはイミグレで英語が解らず、別室に呼ばれましたが、
今回は「サイトシーイング セブンデイズ ミュンヘン」という
型通りの質問でクリアでした。
空港に着きそのまま電車へ。
ここも不安でしたが、適当に自動販売機でチケットを買い、
ミュンヘン中央駅へ。
駅が大きくてとても賑やかでした。
ホテルに一旦荷物を置き、夕食を食べに町へ。
ミュンヘンと言えば・・・
やっぱりビールとソーセージ!
早速ビアホールへ!
ビールの都ということで、もちろんビールと
ソーセージ自体は味がない・・・。
良く言えばあっさりしているのか?
でも左上の壺に入ったマスタードを塗ると
美味しく、くせになる味でした。
一日目はとりあえず、ビールとソーセージを満喫。
明日は電車でシュバンタイン(?)城に向かいます♪
RYO
さて、ドイツに行ってきました。
必死に1年間働いたご褒美です。
「ドイツに行くよ」という話をすると、多くの方に
「リッチだね~~」と言われますが、
こんなにあくせく働いているのになにがリッチなもんか!!
と思ってしまいます。
だってさ~~、2馬力で働いて、子供もいなければ、
これくらいの贅沢は出来るでしょ~~。
さて、ここでは旅前の話。
「なんでドイツ?」と何度か聞かれましたが、
条件を満たしたのがドイツだった、、、とただそれだけです。
①ヨーロッパ
②行ったことがない
③見所がある
④治安が悪くない
⑤物価が高くない
⑥何か美味しいものがある
上記の条件を旅行好きのRYOパパに提示したところ、
ドイツという答えが返ってきました。
そうだ!
ドイツといえば、ビールとソーセージ!!
ということで、即決定。
JTBでドイツの電車が乗り放題のジャーマンレイルパスを買い、
行ってまいりました。
ポイントは鉄道の旅。
今回はフィンエアー(フィンランド航空)で行ってきました!
RYO
1週間ほどドイツに行くことにしました。
そんな時に限って・・・
予約していた図書館の本が
次から次へと。。。
『WILL』と一緒に届いた『悼む人』を、
3日間で読み切りました。
変わった主人公の変わった話。
とにかく今日までに読み終えようと必死で読んだのですが、
なんとも字の多い本で。。。
一人ひとりの台詞が長い・・・。
普段は1行1行丁寧に読むのですが、
急げ急げとパッパと読んだからなのか、 、 、
なんだか残念な結果でした。
昨日、所長の送別会でしこたま飲んだ後、
寝る前にベッドで読みふけ、
読み終わったのが1時。
正直、好きにはなれません。
決して面白くないわけではなく、
途中は続きが気になりもした訳ですが、
何かを最後に期待してたのかな?
物足りなさが残りました。
内容も、なんだか、深すぎてちょっと。。。
残念だったな~と思ってたら、
直木賞に選ばれた本だと知り、ビックリ!
あぁ、だから予約したのね。
私センスないのかな。。。
『悼む人』 天童 荒太
★★☆☆☆
RYO