じゃけんマーティブラウンじゃって
野球の興奮が冷めあらぬRYOですが、
一冊本を読みました。
本屋さんで目にした本で、
面白そうなので図書館で予約していたものです。
昔NHKでやっていたプロジェクトXのプロデューサーが書いた
小説です。
小説?
小説ではないと私は思いました。
自叙伝ではないかと思います。
ウィキペディアを見てみましたが、
本に書いてある内容がそのまま事実みたいです。
作者の今井さんには大変申し訳ないことに、
プロジェクトXを全くもって見たことがないので、
この人がどれくらいすごい人なのか、
どのくらい良い番組を作っていたのかが分かりませんが、
今井さんの力の入れようが伝わってきました。
プロジェクトXが好きだった方は
読むことで更に番組に対する想いが
深まりそうな気がします。
人気だった番組がなぜ終わってしまったのか、という部分も
分かります。
またNHKの体制について、極端ではあるでしょうが
なんとなく雰囲気をつかむことができました。
良いイメージは元々ありませんが、
ここまでひどいか、という感想です。
かなり今井さんの感情も入っているとは思われます。
ある意味暴露本ですね。
読んでいる間は次が気になり、
結構早く読み終わりました。
ただ、あまり気持ちの良い本ではなかったですね。
色々考えてしまう、後味が良くない本でした。
わたしはやっぱりハッピーエンドがいいなぁ。
『ガラスの巨塔』 今井 彰
☆☆☆☆☆
(自叙伝だと思うので、判定不能。)
RYO
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