じゃけんマーティブラウンじゃって
今年入って10冊目。
よしよし、月5冊ペースギリギリだ。
何か月かぶりに、お金を出して購入した本です。
ある程度売れていたり読みたい本は、図書館で予約して読んでしまっているので、
文庫本を買う時はいわゆる「ジャケ買い」になります。
本屋などによってはポップがあり、
それを見て買うことが多いのですが、
今回はパラパラ中を見て選びました。
色々な人の目線から見ているような内容になっていて、
そういう本が私は好きです。
一方からではなく、色々な方面から同じ話を見る内容。
自分の考え方はほんの一部であって、他の人から見ると
また違うんだろうな、と考えさせられマス。
パレードは、同じアパートで同居(ルームシェア?)している
人たちの話でした。
それぞれ5人の目線から書かれた内容。
途中クスッと笑えるような内容もあり、感情移入もしやすい書き方で、
なんだか、5人と友達になったような感覚で読めました。
次へ次へと話が気になり、忙しい中でもどんどん読み進みましたね。
山本周五郎賞もとっているようです。
物足りないことがあるとすれば、、
最終的に、色々想像ができるのですが、
私は多くを語って欲しいタイプなので、
「それで、どうなったの??」と気になってしまうこと。
若い人が好きそうな本だと思いますね。
ん~~、やっぱり歳とったな。
『パレード』 吉田 修一
★★★☆☆
RYO
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