この本は買った訳ではなく、
いつものように借りたわけでもなく、
なんと、買わずに読み切った本です。
家のカギを忘れて家を出て、
夜家に入れない、なんてことがあると、
近くの本屋のカフェで本を読みます。
その時に読んだ本。
2009年の年末に新聞に
「2009年のお勧め本」みたいなコーナーに載っていたり、
「人生が変わった一冊」とか色んなとこで題名を見かけて
かなり期待してたのですが、
正直期待はずれ。。。
長野の山奥の病院に勤めている新人医師の話ですが、
あまりに自分の人生とかけ離れているのと、
「そんなに世の中の事柄は綺麗なことばっかしではないだろう」という
ひねくれ根性から、
単純に感動することができず・・・
ひねくれた本ばかり読んでいるから、
ひねくれ根性が身についてしまったのかな。
それでも涙するところはあり、
心は洗われるような話です。
良くも悪くも、私にとってはサラッと読める本だった気がします。
人生は変わりませんね。
『神様のカルテ』
★★★☆☆
RYO
最近は何をしてたかと言うと、
決して忙しかったわけではなく、
ジムに。
ひたすら通い。
会社で
「3ヶ月で人の体は変わるのか?」の
人体実験をしている、と宣言していたのですが、
結果。
1ヶ月半で人の体は変わります。
なんと、
腹が割れた!!!
と言っても、想像してるような割れ方ではありませんが、
力を入れると、確かに奥の方で6つに分かれてる!
ん~~~、なんだか満足です。
そろそろ飽きてきそうな予感です・・・(汗)
ジムに必死になり、本を読んでいなかったのですが、
だいぶ前に読み終えた本。
重松清さんの比較的新しめの本。
重松清さんお得意(?)のいじめがテーマの本です。
少し変わってるなと思ったのは、
主人公が、いじめる側でも、いじめられる側でもない、
ただの傍観者の話。
あぁ、傍観者も傷を負って生きていくのだな、と。
幸いにも今まで自分の人生では近くに大きないじめがないので
実感は沸かず、感情移入もできませんでした。
中学生くらいの子供がいる人ならいいかもしれません。
『十字架』 重松 清
★★★★☆
RYO
今日はカープが勝ち、ご機嫌なRYOです。
スポーツジムで1時間きっちり運動し、
帰ってきて、カープを見ながら
酒を飲む。
たまらんですな~~。
さて最近本の読むスピードが落ちていましたが、
やっと一冊読み終わりました。
パーク・ライフ。
吉田修一さんのファンには申し訳ないですが、
非常に退屈で。
一日で読めるだろうという薄さでしたが、
結構かかりました。
伯父さんが、
「吉田修一にははずれがないよ」と勧めてくれたので
買ってみたのですが、
残念。
正直よく分からず、、、
特に感想もなし。。。
サッカーでも見るか。。。
パーク・ライフ 吉田修一
★★☆☆☆
RYO
ご機嫌だったのですが、
後味の悪い負け方をして、
一気に不機嫌になったRYOです。
日々の仕事に身が入らない分、
プライベートが充実してます。
また1冊読みました。
伊坂幸太郎さんの本。
昔友人に「鴨とアヒルのコインロッカー」と「魔王」を
勧められて読んだことがありますが、
正直私には合わないな~~、と思っていた作家さん。
合わない、と思っていても、
人気作家さんなので、なんだか出会ってしまうようです。
今回の本は上記2冊よりは、一般受けしやすい本だったように思いますが、
正直、ふ~~~ん、といった感想です。
本を読んでも、内容はすぐ忘れてしまう私ですが、
この本は他よりも早く内容を忘れてしまいそうです。
面白くなかったわけではないのですが、
浅かった、というか、浅い読み方しかできなかった、というか。
最終的に何も残らない、というか。
辛口なのは機嫌が悪いからではありません。。。
カープキラー永川のせいではありません。
悪しからず。
『グラスホッパー』 伊坂 幸太郎
★★☆☆☆
RYO
かなりボリュームのある本でした。
毎度ながらの、重松清さんの作品です。
毎日20~30分くらい読んでましたが、
10日くらいはかかったのではないでしょうか。
応援団の話です。
最初はつまんないな~と思ってましたが、
だんだん面白くなってきて、
何度電車で泣いたことか。
重松清さんは、今まで短編の方が好きでしたが、
今回は長編でも大満足です。
応援団の人情の話でしたが、
ここまで感動できるってことは、
私は根っからの体育会系人間なんだな~、と
しみじみ感じてしまいました。
とても、手軽に読めるボリュームではないので、人に勧めることはできませんが、
久々に心温まる、良い本に出会った気がします。
『あすなろ三三七拍子』 重松 清
★★★★☆
RYO