今年入って10冊目。
よしよし、月5冊ペースギリギリだ。
何か月かぶりに、お金を出して購入した本です。
ある程度売れていたり読みたい本は、図書館で予約して読んでしまっているので、
文庫本を買う時はいわゆる「ジャケ買い」になります。
本屋などによってはポップがあり、
それを見て買うことが多いのですが、
今回はパラパラ中を見て選びました。
色々な人の目線から見ているような内容になっていて、
そういう本が私は好きです。
一方からではなく、色々な方面から同じ話を見る内容。
自分の考え方はほんの一部であって、他の人から見ると
また違うんだろうな、と考えさせられマス。
パレードは、同じアパートで同居(ルームシェア?)している
人たちの話でした。
それぞれ5人の目線から書かれた内容。
途中クスッと笑えるような内容もあり、感情移入もしやすい書き方で、
なんだか、5人と友達になったような感覚で読めました。
次へ次へと話が気になり、忙しい中でもどんどん読み進みましたね。
山本周五郎賞もとっているようです。
物足りないことがあるとすれば、、
最終的に、色々想像ができるのですが、
私は多くを語って欲しいタイプなので、
「それで、どうなったの??」と気になってしまうこと。
若い人が好きそうな本だと思いますね。
ん~~、やっぱり歳とったな。
『パレード』 吉田 修一
★★★☆☆
RYO
月5冊、年間50冊声を目指していたのに、
ちょっとペースが落ちてきています。
オリンピックや旅行や、
そして無理な休みを取るための残業で
本を読む時間が減ってしまってます。
この本は前の仕事の友達に、夏に会ったときに
いただいた本です。
心を温めてくれる重松清さんの本ですが、
この本は、良い意味で、感動しすぎない気軽に読める本でした。
気軽に読めすぎて、半年くらいかかってしまった。
どうしても、図書館から来た本を優先させてしまうので、
持っている本は後回しになってしまいますね。。。
『みぞれ』は短編集で、なんの理由かわかりませんが、
色んな雑誌に掲載されて、単行本化されなかったものが、
文庫本になったようです。
なので、それぞれの内容がが全く関係なく、
おかげで気楽に読めました。
疲れてる時には最適な本ですね。
修造を見ていると、仕事疲れが助長されるような気がします。。。
『みぞれ』 重松清
★★★☆☆
RYO
正確には、勧められた、のではなく、
「面白いってなんかに書いてあったから読んでみたい」と
言っていた本。
『男道』に続き、ノンフィクションを読んでしまいました。
この本は青森のリンゴ農家の話です。
”絶対不可能”と言われた、
無農薬でのリンゴ栽培に成功した方の話。
リンゴが”農薬を使わないと育てられない”という基本的なことすら
知らなかったので、
新しいことを知ったという意味で
興味深い本でした。
とっても苦労をして成功した方の話なので、
自分の人生にもリンクして考えれそうなことは
たくさんありそうです。
『奇跡のリンゴ』 石川 拓治
☆☆☆☆☆(ノンフィクションなので判定できず)
RYO
金スマに清原が出てて。
金スマは妙にお涙ちょうだいというテーマが少し苦手で、
普段は見ないんですが、
ちょうどそのころ、プロ野球に興味を持ちだした時期だったので、
途中から見てました。
本当に最後の30分(確かスペシャルで2時間くらいだったような。)を
見ただけですが、
彼の男気みたいなのに、魅せられてしまいました。
その番組の最後で、この番組で紹介した全容がこの本にのっている、と
『男道』という本を紹介してて、
早速図書館で予約。
先日届いたところなので、ゆうに半年以上待たされました。
冊数が少ないこともあるとは思いますが、人気だったんですね。
正直、彼のことは今まで、
「たくさん稼いでる派手好きな野球選手」くらいにしか思っておらず、
全く興味もなく。
桑田と同級生だったことや、以前西武にいたことすら知らなかったんですが、
本を読んで、いろんなことを知りました。
本は清原の幼少時代、野球を始めるようになったきっかけから、
引退するまでを時系列に出来事や想いをまとめた本です。
高校時代くらいまでの話は、
「ふ~ん、そんなに才能のある人だったのね」くらいの感想でしたが、
ドラフトで行きたかったジャイアンツに行けなかった話や、
西武からFAでジャイアンツに移籍する時の話は
興味深いものがありました。
多分、野球が普通に好きだった人なら、
「あぁ、清原は当時こういう風に考えてて、移籍したんだな。」とか
記憶と合わせて納得できるところもあるんでしょう。
野球が好きで、多少なりとも清原の動向が気になっていた人が読むと
更に面白いんだろうな。
最初は才能の自慢っぽい本かな、と思いましたが、
最後の方ジャイアンツ時代の話はかなり息苦しいような内容もあり、
オリックス時代の話では涙が止まりませんでした。
この結末を伝えるための、武勇伝が最初に書かれてたのだと思います。
彼のことはあまり良く言わない人もいるんでしょうか?
でもこれを読むと、批判はできませんね。
最近はテレビで見かけることもないけど、
今後見かけることがあれば応援しよう。
でも、この表紙は・・・
電車で読むのも恥ずかしいし、
ベッドサイドに置いておいても落ち着かず、
裏っ返しにわざわざしてしまった。。。
迫力ありすぎ。
『男道』 清原和博
☆☆☆☆☆(ノンフィクションのため判定できず)
RYO
ちょっと前に読み終わった本。
伯父さんに勧められた
イニシエーション・ラブ。
前回読んだ『慟哭』と
「同じような手段だけど、全く反対の方法で書かれてる本だから、
両方一緒に読んで。」と
古本屋で買ってきてくれた本。
前回の慟哭と同じく、
きっと何か裏があるんだろう、と疑って読んでしまい、
結果、
「やっぱりな」という感想です。
しかも、途中官能チックな内容があり、
下ネタは嫌いではない私ですが、
こういうのはあまり受け付けない。。。
内容は面白くないとは思わないけど、
なにが言いたいのか、よく分からない本でした。
女性は怖い、ってことがテーマだったのかな?
純粋な心で読めば面白いでしょう。
本は好みですからね。
『イニシエーション・ラブ』乾くるみ
★★☆☆☆
RYO